ポン
ポン
ポン
ポン
あ、きこえてきた。
きょうは
つきに いちどの
おかジャムの ひです。
みちの むこうから、
バンスが あるいてきます。
せが ちいさくて、
つんぐり むっくり。
でも あるく すがたは、
なんだか とても
たのもしそうです。
ポン
ポン
ポン
ポン
バンスは、
むずかしいことは
ふきません。
シンプルな リズムを、
いつまでも
きもちよく ふきます。
その おとを きくと、
みんな なんだか
いえの なかに
いられなくなります。
「お、おかジャムだな」
ジュウスケが
ハーモニカを もって
とびだしてきました。
レモも きました。
クロンも きました。
ストンパーズが そろいました。
モカさんは、
ヂムを かたぐるま しています。
ヂムは たかいところで、
みんなの おとを
うれしそうに きいています。
ポン
ポン
ポン
ポン
バンスの うしろを、
みんな ぞろぞろ
ついていきます。
カタラズの き のある
こうえんまで、
おとの ぎょうれつです。
こうえんに つくと、
みんな えんに なって
すわりました。
おかジャムには、
がくふも ありません。
きまりも ありません。
みんなが
みんなの おとを きいて、
じぶんの おとを
かさねるのです。
でも、
おかジャムの はじまりは
いつも きまっています。
いちばん さいしょは、
いつも バンスの
バスハーモニカです。
ジュウスケが
にかっと わらって、
いいました。
「さあ!
きょうも おかジャム、
はじめよう♪
バンス、たのむぜ!」
みんなも
にこにこ しながら、
バンスを みました。
バンスは
ちょっと てれて、
でも しっかり
うなずきました。
みんな、
しっているのです。
バンスの おとからなら、
きょうも きっと
だいじょうぶだって。
さて、
きょうは どんな リズムで
はじまるのでしょう。

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