タカさんより、以下の質問がありましたのでお答えします。
Q.
先生度々失礼します。クロマチックハーモニカSIRIUS64穴ですが、2番目に低い低音部1穴の吸い音レが詰まります。もうひとつ低い方の1穴2穴3穴4穴はどれも比較的キレイに発音します。喉を開くのを意識するのと舌の位置はどのようにすればいいですか?アドバイスお願いします。
A.
ハーモニカは、実はそれぞれの音に合った吹き方というのがあって、全ての音域を同じ吹き方でふいてしまうと、必ずどこかで鳴らない箇所が出てきます。
特に、ほとんどの方は、最初、16穴のクロマチックハーモニカでいうと、第2オクターブ目(12穴では第1オクターブ目)の吸い音が出しづらく、詰まったり、音が下がったりすると思います。
個人的には、ほとんどの人間の口腔内の容積が、このあたりの音域を出しづらい大きさなのではないかと考えています。
しっかり綺麗に鳴らすためには、やはりのどをしっかり大きく広げて、口腔内に必要な大きさを作って吹く必要があります。
最低音の第1オクターブ目は、逆に喉がしまっていてもなんとか鳴ってしまうので、不思議に感じるかもしれませんが、喉が広がっていない人は、やはり豊かな低音が出ていません。
低音部については、舌より、喉を意識することが大事になります。
いくつか動画や記事をあげていますので、参考にしてみてください。
(ブルースハーモニカの解説ですが、クロマチックでも同様です。)
↓↓↓
1分動画で解説
https://www.youtube.com/watch?v=LuvVnAnGXYI
ブログより
https://makiharmonica.com/harmonica-teionbu-no-ballade/
https://makiharmonica.com/harmonica-teionbu/