以下のような質問がありましたので、お答えします。
Q)Kawaseさんより
お尋ねします。複音ハーモニカAmの音階はラを主音とした ラシドㇾミファソですが 短音階は長音階の3度下だから配列表のラをドとして(したがって配列表のドをミとして)吹く人が多くいます こんな吹き方はあるのでしょうか 疑問に思っているのですが正しいことを教えてくれる人がいません このブログにたどりついて失礼を顧みずお尋ねしました
A)山口牧より
Kawaseさん
こんにちは。
複音ハーモニカの主音を、
①ラ(6)と考えるか、
②ド(1)と考えるか、
どちらが正しいかと言うことですよね。
僕は、どちらも正しいと思っています。
複音ハーモニカの世界では、①が一般的ですが、人によっては、
②の方が、音楽を捉えやすいという方もいると思います。
ただ、世の中の複音ハーモニカの教則本、曲集が、①で書かれているので、①で慣れおくと便利です。
また、楽器に限らず、
調性感(相対音感)が強く、移動ドに慣れている方も、短調の場合は主音が「ラ」に聞こえてしまう方も多いので、①を採用している方が多いですよね。
と言うことで①が一般的には採用されていることが多いので、便利な事が多いですが、②の方が音楽的に捉えやすいと言う方は、そちらでも良いと思っています。