移動ドの話
移動ドの話、ちょっとややこしいですよね😅。
分かりづらいかもしれませんが、頑張って説明しますね♬
まず、前提として、移動ドの考え方をするときは、
『階名』と『音名』を、分けて考えます。
◎『階名』とは、主音と他の音との関係を、相対的に表したもの
(音の性格を表したものとも言えると思います)
◎『音名』とは、実際に出ている音の高さ
の事を言います。
この二つを、同じドレミで呼んでしまうと、非常にややこしくなるので、
移動ドでは、『階名』と『音名』を、違う呼び名で呼びます。
小野さんは、
『階名』→123(数字)
『音名』→ドレミ
で考えているのではないでしょうか?
複音ハーモニカの世界では数字譜が使われますからね。
その場合は、フラット2つの場合、ミとシに、♭がつく事になり、シ♭が主音になるので、
階名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
音名 |
シ♭ |
ド |
レ |
ミ♭ |
ファ |
ソ |
ラ |
と言う事になりますね。
ただ、移動ドの考え方をする時は、『階名』の方にドレミを使います。
階名は、キーによって、移動しますから、『移動ド』と呼ばれるんですね♬
元々、ドレミは『階名』として作られたものだそうです。
一般的に『音名』には、
英語のCDEFGAB、または
日本語のハニホヘトイロ
が使われる事が多いです。
どちらかに慣れると良いと思います。
ちなみに僕は、
『階名』→ドレミ(表記は数字で書く事が多いです。)
『音名』→英語
で考えるようにしています。
その場合、♭2つの場合は
階名 |
1(ド) |
2(レ) |
3(ミ) |
4(ファ) |
5(ソ) |
6(ラ) |
7(シ) |
音名 |
B♭ |
C |
D |
E♭ |
F |
G |
A |
ということになりますね。
😊