ヒロくん
こんにちは。
ハーモニカの寿命ですが、おもに、リードがどのくらい
持つかという事になると思います。
他の部品は、落としたり、変形しなければかなり持ちますからね。
リードは、消耗品だと思ってください。ギターの弦と一緒ですね。
メーカーによっては、修理に出せば、リード交換、調律をしてくれます。
ただ、リードの寿命は、
機種、使用頻度、息の強さ、プレイスタイルなど、色々な要素で変わってくると思います。
例えば、僕の生徒さんで見ていると、初心者の方などで、つねに大きな音で吹く方は、早くリードがダメになります。(ヒビが入って大きく音高が下がる)
音に合わせた吹き方ができておらず、まともにリードが振動していない状態で、必要以上の息が吹きこまれるとリードに負担がかかるのかなぁ?と思っています。
でも、練習を重ねて、
無理に強い息で吹かなくてもしっかりリードを振動させて、音を響かせるようになってくると、折れなくなっていきます。
僕も、ハーモニカを始めた当初、何回もリードが折れて、修理に出していました。
最近は、リードが折れる事はとても稀です。
一つのハーモニカをずーっと吹かないようにしている事も要因かもしれません。
同じ音をずっと吹き続けるのが一番負担がかかります。
ただ、演奏のスタイルによって、ハーモニカを限界まで思いっきり吹いて表現した方が、カッコいい音楽もあると思います。
僕自身の演奏は、そういうスタイルではありませんが、
そういう音楽も大好きです。
(^)3^)
でも、残念ながら、
そういうスタイルでは、やはり早くリードが折れてしまうと思います。
下手したら一晩とかでも折れるかも。
という事で、
一言では、寿命はこれだけ!というのは言いにくいですね。
ただ、吹き方で、かなり持つ(物によっては何年も!)という事は言えると思います。
※
音高については、割と細かく変化しやすいので、気がついたら調律するようにしています。
※
ちなみに、リードは、以下のような順序でダメになります。
①音程が下がってくる
②ヒビが入って、音程が半々音くらい下がる(ヒビは、肉眼ではほとんど見えません。)
③そのまま続けているとリードが折れる
たいていは②で気づきますが、③まで吹いてしまうと危険なので、
気を付けましょう。