ヒロさん
こんにちは。
そうですね、『耳コピ』は、楽譜を作ったり、演奏をするために、
自分の耳で、音を拾う作業の事を言います。
音感については、僕もすごく興味があって、大好きな話題なので、
今回の回答は、とっても長いです。(;^)3^)
時間のある時に、のんびり読んでくださいね!
『相対音感』というのは、あるキーの中での、
その音(耳コピで拾いたい音)の相対的な位置、『階名』がわかる音感です。
※階名は、主音(キーの音)を『ド』とします。(移動ド)
例えば、Cという音は、
キーCでは、1度の音⇒階名は『ド』ですが、
キーFでは、5度の音⇒階名は『ソ』
キーGでは、4度の音⇒階名は『ファ』
という事になります。
僕は、『絶対音感(音の名前そのものがわかる能力)』は全くなくて、
『相対音感』しかないので、耳コピするとき、上記のように、音が『階名』で聞こえます。
絶対音感は、ほとんどの人の場合、幼少期でないと身につきませんが、
(一般的には6歳くらいまでと言われています)
この、『相対音感』だったら、大人からでも身につきますし、
音楽を楽しむ上ではめちゃくちゃ大事な音感なので、ぜひぜひ鍛えましょう♪
で、具体的な『相対音感』の鍛え方ですが、
僕の経験だと、インプットとアウトプットが大事かなと思います。
●インプット
移動ドの音階名で歌えるメロディを、どんどん覚えて、自分の中にストックしていく
短いメロディで全然大丈夫なので、色々なメロディを、移動ドで、
何も見ずに歌えるように覚えていきます。
(※『移動ド(主音をドとする考え方)』がなじめない人は、階名を数字に置き換えて、『イチ、ニ、サン』で歌ってもよいと思います。)
そうすると、メロディを聞いたり、口ずさんだり時に、
『ミレド~』とか、『ソラソ~』と聞こえてくるようになります。
メロディを聞くと、歌詞が思い浮かぶのと同じ現象ですね♪
この現象は、階名を覚えているメロディでしか起こらないので、
このストックを、できるだけいろんなパターンで増やしていく事が大事です。
これを活かして、今度はアウトプット↓↓↓ですね。
●アウトプット
できるだけ楽器を使わず、簡単なメロディを耳コピしまくる
童謡とか、転調をしていないメロディを、片っ端から
耳コピしていくと良いと思います。
どんなに複雑なメロディでも、シンプルなメロディの集まりですからね。
僕は、YouTubeにアップしているカバー曲の動画は、ほとんど、
トレーニングのために、楽器なしで曲を耳コピして、楽譜を作っています。
※キーや最終的なメロディの確認のためには、楽器を使います。
実をいうと、僕も音感については無頓着で、しばらくトレーニングをしていなかったのですが、
相対音感のトレーニングをしだしてからは、ある程度時間をかければ、楽器なしで
メロディを耳コピできるようになりました。
(^)3^)
コードの耳コピについても、慣れればできるようになります。
ただ、これについては、ある程度の音楽の理論を知っていると、各段に早くできるようになります。
あまり経験のない方には、ずっしーさんという方の、↓↓↓の本がおすすめです。
メロディの耳コピ、コードの耳コピについても書かれています。
僕もこれから、どんどん相対音感を強化させていきたいと思っています。
いっしょに頑張りましょう!
(^)3^)♪