きこりさん
そうなんです。
この話は尋ねられたらお話ししようと思っていたのですが、実は調律が少し違います。
オリーブは平均律で、マンジは、和音で鳴らした際にうなりが出にくいように(平均律に比べて)、compromised チューニングというのが採用されています。
(compromise=妥協)
純正律と平均律の中間って感じでしょうか。
(完全な純正率は、平均律に慣れていると、音階を吹いた時に、かなり違和感を感じます。)
具体的には、ミ、ファ、シの音(ハーモニカのキー音をドとした時の,移動ドで)が他の音に比べて低く調律されています。
ハーモニカがそもそも非常にピッチの安定しにくい楽器なのに加え、ブルースハーモニカではベンドなどを多用するので、メロディを演奏する際、僕個人としては、正直、どちらで吹いてもほとんど気になりません😅。
ただ、マンジで和音を吹いた時などは、確かにうなりが少なくて、比較的気持ちが良い感じがします。
マンジを買ってみて、気になれば自分で平均律に調律するっていうのもアリですよ。ハーモニカは吹く人によってだいぶピッチが変わるので、できるだけ、奏者本人が調整できるのが理想だと思っています🎵