のおべえさん
こんにちは!
とっても良い質問ですね、ありがとうございます!
たしかに、マイナーは、主音がラ(6)になってしまうので、人によっては大混乱ですよね。
僕もそのおかげで、マイナーの楽譜を初見で読むのはちょっと苦手です😅。
のおべえさんがおっしゃっているのは、マイナーハーモニカ用の楽譜でも、
主音をド(1)にして、楽譜を書き換えてしまえば、メジャーと同じ位置感覚、吹き吸いで演奏できるのにという事ですよね。
確かに、それもアリかと思います。
その際には、
主音を1とした時、マイナーハーモニカの音階は、
3度と6度が半音低い、ハーモニックマイナースケール、
1、2、♭3、4、5、♭6、7になりますので、
6→1
7→2
1→♭3
2→4
3→5
4→♭6
♯5→7
というふうに書き換える必要がありますね。
マイナーの時、主音をラ(6)にしているのは、平行調(C調だったらAm調)に
転調する曲が非常に多いので、その際に、そのまま歌えるという利点があるからだと思います。
「歌」や、複音ハーモニカ以外の楽器だったら、この考え方の方が楽だと思うのですが、
「複音ハーモニカ」では、メジャー用とマイナー用の楽器があり、主音がどちらも同じ位置にあるので、楽譜を読む時に混乱しやすいんですよね。
と言う事で、上記のやり方は、音によって♭(半音低いこと)がつくことをしっかり意識していれば、特に都合が悪い事はないと思いますが、ハーモニカの世界では、マイナーはラ(6)が主音になっていますので、そちらにも慣れておいた方が、便利ではありますね😅。
追記:
あと、調性感覚のトレーニングで、メロディーをドレミ(移動ド)で歌うということをしますが、その時に、マイナー曲は主音をラ(6)にした方が、歌いやすい(♭をつけなくても良いので)という利点もあると思います。